3日の日経平均は大幅続落して、終値は548円安の3万2159円で引けとなりました。
フィッチ・レーティング社の格付けによる米国債の格下げに反応した米株安や、米長期金利の上昇などを嫌気して、寄り付きから300円を超える下落となりました。後場に入ると戻りを試す場面もありましたが終盤にかけて売り直されて、本日の安値圏で取引を終了しました。
明日の東京株式市場は、日経平均株価の心理的なフシである3万2000円の攻防が予想されます。
足元で米長期債利回りが大幅に上昇していますが、大手格付け会社による米国債のレーティング引き下げは11年にもあり、今回は2回目となります。それだけに耐性を持った市場へのインパクトは一過性にとどまるのではないかと思われます。ただ米国株の荒れようによっては日経平均の下値模索が続くとみられ、週末要因も重なれば75日移動平均線も意識されそうです。一方、好業績株を中心に早期に持ち直す動きとなる可能性もあり、備えておきたいところです。
その他の海外要因では、英国の政策金利が発表されるほか、米7月ISM非製造業景況指数にも注目されます。
明日の注目銘柄は
任天堂(7074)
4-6月期(1Q)経常は52%増益で着地。
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