本日の相場概況
8月4日の日経平均株価は202円高の6万3957円と反発となりました。場中の大半をマイナス圏で推移しながらも最初と最後が強く、後場の高値圏で取引を終えた引け味の良い一日となりました。
米国株高を受けて上昇してスタートし、開始早々に400円超高で6万4200円台に乗せましたが急失速してマイナス転換。ソフトバンクグループなど寄与度の大きい銘柄が弱く、一気に下げ幅が800円超に拡大して6万2800円台に突入しました。そこで売りが一巡すると下げ幅を縮小し、11時から14時頃まではマイナス圏で動意が乏しい展開が続きました。しかし終盤にかけて水準を切り上げてプラス圏に浮上し、3桁の上昇で高値圏のまま大引けとなりました。
前引け時点で下落していたTOPIXもプラスで終了。グロース250指数が2%超の上昇となるなど新興銘柄も強い動きを見せました。プライムでは値下がり銘柄の方が多く物足りなさはありますが、昨日、本日と2日連続でローソク足が下ヒゲを形成し、いずれも5日移動平均線(6万3075円)近辺で切り返している点はテクニカル面での底堅さを示しています。5日線の傾きも上向きに転じつつあります。
明日の見通し
2日連続で5日移動平均線近辺での切り返しが確認できており、下げてもテクニカルの節目が意識される動きが続いています。この流れが続けば下値は一段と堅くなってくると思われます。5日線の傾きが上向きに転じつつある今、もう一段水準を切り上げて安値圏を脱する展開への期待が高まっています。
懸念点としては引き続き円高の動向とソフトバンクGなど指数寄与度の大きい銘柄の値動きとなります。これらが安定してくれば相場全体の底上げが進みやすくなりそうです。グロース250指数の強さに象徴されるように物色の裾野も広がりつつあり、引け味の良さが地合いの改善につながるかどうかが明日の注目ポイントとなります。決算発表が続く中で好決算銘柄への個別物色が活発化し、6万4000円台を回復・定着させることができるかに注目です。
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