23日の日経平均は続落して、終値は4円安の3万9594円で引けとなりました。
米国株高を受けて、開始直後には上げ幅を300円超に広げましたが、3万9900円台に乗せたところで買いが一巡して急失速しました。前場ではプラス圏で推移しましたが、後場はマイナス圏からのスタートとなり、深押しすることはなかったですが、前日終値近辺での一進一退が続いて、終盤にかけては小高く推移していましたが引け間際の動きが弱く、小幅な下落で取引を終えました。
明日の東京株式市場は、主要企業の決算期待から上値を試す動きがありそう。
日経平均は値を保てず下落で終えたことで印象は悪いですが、マイナス圏に沈んでも売りが加速しなかったことは期待の持てる動きに見えます。プライムの値上がり銘柄も1000を超えており、半導体株の弱さが他には波及しなかったことは売りの峠は越えたと思われます。
これから国内決算発表が本格化していき、先陣を切る企業からサプライズのリリースが出てくると、後に続く企業に対する期待も高まってきます。米国では引け後にアルファベットやテスラが決算を発表予定であり、ここからは日米で業績相場の様相が強まってくると思われます。日本株には過熱感が乏しいため、明日以降の日経平均はこれまでに比べると底堅く、上を試しやすい動きになると予想されます。
明日の注目銘柄は
ニデック(6594)
上期最終を31%上方修正、通期も増額。また、9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
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