7日の日経平均株価は3日ぶり大幅反発して、終値は599円高の3万8835円で引けとなりました。
日本が連休中に米国株が強い動きとなったことを受けて、開始直後には上げ幅を600円超に広げて3万8800円台に乗せました。買い一巡後にはいったん値を消しましたが3万8500円付近では改めての買いが入りました。主力銘柄が上昇をけん引して、引けにかけては再び3万8800円台に到達しました。
米4月雇用統計が米長期金利の低下要因となり、それに伴い円高が進行しましたが、日本の株式市場が休場中に大きく動いて、今日の朝方には154円近辺の水準に落ち着いていたため、警戒感が減退して指数の上昇に繋がったと思われます。
明日の東京株式市場は、上昇基調は継続と思われます。
終値では25日線を上回っており、ここからすぐに3万9000円台に乗せられるようなら追随買いが入りやすくなりそうです。一方で、4月中旬は戻り局面で25日線が抵抗となっていただけに、もたつくようだと売りに押されやすくなる可能性もあります。為替の値動きが荒くなっている中で、トヨタの決算が予定されており、どのような動きになるかには注目されます。
明日の注目銘柄は
川崎汽船（9107）
今期営業は10％増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.5％にあたる3955万6000株(金額で1000億円)を上限に自社株買いを実施する。取得株は消却を予定。
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