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【明日の超勘株ニュース】米指標や為替により動きが左右される状況は続きそうです。

16日の日経平均は大幅続落して、終値は761円安の3万8471円で引けとなりました。

米国で、市場予想を上回る3月小売売上高を受けて10年債利回りが4.6%台まで上昇したことで利下げ期待が大きく後退し、中東の地政学リスクに対する警戒も再燃したため、主要3指数がそろって場中に大きく値を下落しました。これを受けて日経平均も400円超下げて始まると下値模索が続きました。米長期金利上昇に反応して大手半導体株が大幅安となった他も、金融株や自動車も売られてしまい全面安となりました。後場に入って900円超下げて3万8300円台に入ったところで売りが一巡して、押し目を拾う動きが出てきて3万8500円台まで盛り返しましたが、引けにかけては売り直されて終値では3万8500円を下回りました。

 

明日の東京株式市場は、米指標や為替の影響はありそうですが下値を探る展開が予想されます。

米国では雇用指標、物価指標、小売指標が強く、市場予想を上回ったことで米長期金利は上昇する結果となっています。本日も3月鉱工業生産や住宅着工件数などの指標が発表されるため、予想を下回る指標が出て米金利が低下することを期待したいですが、債券市場に神経質となっているため米国株は上がりづらい状況です。
今後は日本株の強さが継続できるのかが焦点となっており、来週23日にはニデックが決算を発表予定となっています。そこから先は個別物色が盛り上がる状況がしばらく続くと見込まれて、今は決算発表の谷間で指数に振り回されやすい時期ですが、来週になれば相場の流れが大きく変わってくる可能性があります。
テクニカル面では、日経平均は75日線が下に控えていて、昨年末や今年の大発会に押した際には同水準がサポートになって切り返した経緯があり、75日線を割り込まずに反転できるようなら、過熱感が削がれた状態で決算発表シーズンに入れることを期待したいです。

 

明日の注目銘柄は

ジャパンディスプレイ(6740)

次世代有機ELディスプレイ「eLEAP」の量産化に向けた進捗を報告。歩留まりは社内計画を大幅に超えるペースで向上。また、超高輝度1600 nitsノートPC用eLEAPの開発に成功。

 

 

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