連休明け18日の日経平均株価は反発して、3万2493円(前週末比102円高)で引けました。
米国株式市場が、JPモルガン・チェースの好決算を背景にした金融株買いなどを受けて主要株価指数が上昇。円高一服も支えとなり、日経平均の上げ幅は一時300円を超えました。一巡後は利益確定売りに下げに転じて、52円安まで押し戻される場面もありましたが、売りは続かずその後はプラス圏に持ち直しました。押し目買い意欲は根強く下値はしっかりですが、好決算など条件が整わないと上値を試す展開は難しい状況ではあります。
明日の東京株式市場は、もみ合い商状が予想されます。
米国株にらみの展開ながら、国内では手掛かり材料に乏しいです。米国では、6月小売売上高などの重要経済指標や、バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレーなど金融大手の決算が発表され、株価への影響が注目されます。国内では主要企業の決算本格化を来週後半に控えており、決算待ちの状態になります。YCC(イールドカーブコントロール、長短金利操作)の修正が観測される日銀金融政策決定会合(27-28日開催)を見極めたいとの空気もあり、積極的な売買は期待しにくい状況です。25-26日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)も様子見要因になりそうです。
明日の注目銘柄は
マネーフォワード(3994)
上期経常が赤字縮小で着地・3-5月期も赤字縮小。
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