6日の日経平均は続伸して、終値は184円高の27693円で引けとなりました。
米国株は、強い内容となった1月雇用統計や、決算を発表したアマゾンの大幅安などを嫌気して下落しました。日本株はアマゾン株の下落などは織り込み済みで、為替市場でドル高・円安が進行したことや、日銀後任総裁に関する観測報道が出てきたことを好感した買いが入りました。政府が雨宮正佳副総裁に総裁就任を打診したとの観測報道を受けて日銀の政策修正に対する警戒が後退し、金融株以外は買われる流れとなりました。
明日の東京株式市場は、為替にらみの展開が続きそうです。
前週末の米国株安や、日本時間6日の時間外取引での米株価指数先物安への反応は乏しく、為替主導の展開だったことで、引き続き為替動向が株価指数を左右する可能性が高く、円相場がどう推移するかが注目されます。
一方、上値では戻り売りへの警戒感が指摘されます。日経平均2万8000円をにらむ水準は戻り売りが増えてくるレベルであり、上値が重くなってきそうです。また決算ラッシュの最中でもあり、この辺りで一服する可能性もあります。
明日の注目銘柄は
UTグループ(2146)
10-12月期(3Q)経常は赤字転落。
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