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【明日の超勘株ニュース】米長期金利やエヌビディアの動きに影響された動きとなりそう。

21日の日経平均は続落して、終値は101円安の3万8262円で引けとなりました。

休場明けの米国株が下落したことを受けて寄り付きから3桁の下落となり、エヌビディアが決算発表を前に大幅安となったことから半導体株の多くが警戒売りに押されました。200円超下げたところで切り返してプラス圏に接近しましたが、プラス転換はできずに売り直されて再び下げ幅を200円超に広げました。ただ、3万8100円を割り込んだところでは押し目買いが入って値を戻し100円程度下げた水準で値動きが落ち着きました。

 

明日の東京株式市場は、一進一退となりそうです。

日経平均は3日続落しましたが売られっぱなしにはならず、半導体株の一角は陽線を形成しており健闘したと考えられます。今週は米エヌビディアの決算がマーケットの大きな注目材料であるだけに、決算発表前に大幅安となれば影響は受けてしまうと思われます。決算を受けたエヌビディアが時間外で大きく上昇するようなら明日はリスクオン相場が予想されます。時間外で大きく下落した場合は、リスクオフにはならないにしても半導体株には厳しい流れが予想されます。

エヌビディアの決算が出てくるのは米国株が引けた後で、直近で重要となるのは、1月開催のFOMC議事録となります。この回は政策金利は据え置きとなりましたが、パウエルFRB議長は会見で3月の利下げに否定的な見方を示しました。議事録を確認して米国の長期金利が低下するのであれば、株式市場には好影響が見込まれます。一方で長期金利が上昇した場合は、金融引き締め長期化がリスクとして強く意識されそうです。大幅な金利上昇さえ回避できれば、エヌビディアの決算反応がマイナスであったとしても、日米株の基調が急に崩れる可能性は低いと思われます。今週の日経平均は今の所3万8000円台はキープしており、ポジティブシナリオとなれば史上最高値の更新も期待できます。

 

明日の注目銘柄は

関西ペイント(4613)

発行済み株式数(自社株を除く)の8.78%にあたる2000万株(金額で400億円)を上限に自社株買いを実施。うち1732万3500株を22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。また、総額1000億円のユーロ円建て新株予約権社債(転換社債=CB)を発行する。調達資金はM&A資金や自社株買いなどに充てる。

 

 

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