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【明日の超勘株ニュース】欧米の注目指標にもよりますが、3万6000円より上で週を終えられるか注目です。

25日の日経平均は小幅反発して、終値は9円高の3万6236円で引けました。

まちまちの米国株を受けて寄り付きは小幅安で、下値を試す流れとなり下げ幅を300円超に広げる場面もありましたが、節目の3万6000円を割り込んだところでは押し目買いが入る展開となりました。指数に不安定な動きが見られた一方で、値上がり銘柄は多かったことから、後場には売り圧力が和らぎプラス圏に浮上しました。それでも買いの勢いはつかず、かろうじてプラスを保って取引を終えました。

 

明日の東京株式市場は、米株次第ではありますが一進一退の展開が予想されます。

日経平均は大きく下げたところからプラス転換しており、売りづらさは強く印象づけられています。日銀の早期マイナス金利解除が意識されて銀行株しか買えないような相場となっていましたが、その影響が残らなかった点は安心材料と思われます。また金利上昇局面で最も嫌われやすい新興グロース株に強い動きが見られ、きのうの下げは日銀を材料とした一時的な利益確定売りであった可能性が高いと思われます。
欧州ではECB理事会が開催され、米国では10-12月期GDP速報値など注目度の高い指標がいくつか出てくることから、海外で長期金利の値動きが大きくなる可能性があります。金利が低下すれば株式市場にポジティブで、上昇しても小動きで米国株の動揺が小さいようなら警戒も少なく済みそうです。ただ、金利が大きく上昇して米国株が大きく下げた場合は、来週のFOMC(1/30~31)に向けてリスク回避ムードが強まってくると予想されます。そうなった場合でも金融株が逃げ場とはなるがあまり好ましい展開ではありません。天井感を出さないためには3万6000円より上で週を終えられるかが注目されます。

 

明日の注目銘柄は

ソフトバンクグループ(9984)

アリババ株式先渡売買契約の決済完了に伴い、24年3月期の単体決算で投資有価証券売却益1兆2592億円を計上する。連結決算への影響はない。

 

 

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