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【明日の超勘株ニュース】ECB理事会や為替による欧米市場の動きに注意が必要ですが、反発が期待されます。

14日の日経平均は大幅反落して、終値は240円安の3万2686円で引けとなりました。

米国ではFOMCの内容やパウエル議長の会見がハト派的と受け止められて、ダウ平均が500ドルを超える上昇となって史上最高値を更新しました。ただ米国の長期金利が大きく低下して、為替市場では円高が急速に進行し、これらを受けた日経平均は、寄り付きこそ3桁の上昇となりましたが、銀行株や自動車株が強く売られたことで開始早々にマイナス圏に沈みました。200円超下げたところでいったん盛り返しましたが、昼休みに一段と円高が進んだことで後場に入ると下げ幅を拡大して、400円超下げる場面もありました。3万2500円台に入ったところで売りが一巡して下げ幅を縮小しました。米国株の大幅高に連動できず大きく崩れたことから戻りは緩慢となり、200円を超える下落で取引を終えました。

 

明日の東京株式市場は、反発する可能性が高いと思われます。

日経平均は大幅安となり、ダウ平均の史上最高値更新を好感できなかったですが、円高が進めば強く売られることは想像出来ました。後場に崩れたところでは売られっぱなしにはならなかったことや、本日が全面安に近かった分、反転する際には幅広い銘柄に買いが入ると期待できます。ただ、明日も今日と同様の動きになる可能性もあります。
欧州でECB理事会が開催され、ここで届けられるメッセージが米国同様にハト派色が強かった場合、グローバルで長期金利が一段と低下する可能性があります。その場合は、欧州株や米国株の反応は買いになると思われますが、円高に対する警戒が強まることから日本株はこの流れには乗れないと思われます。ドル円は141円台まで円高方向に傾斜しており、140円を割り込んでしまった場合には、為替のボラティリティを増幅させてしまう恐れもあります。
日経平均は週間でプラスをなんとか維持出来ており、米国株が強ければいずれ日本株にも流れは来ると思われます。チャートを大きく崩すことなく来週を迎えることができるかに注目されます。

 

明日の注目銘柄は

オリックス(8591)

発行済み株式数の1.61%にあたる1988万8288株の自社株を消却する。消却予定日は24年1月19日。

 

 

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