15日の日経平均株価は、前日比823円77銭高の3万3519円70銭と大幅に続伸して取引を終えました。
値上がり幅は今年最大であり、3万3500円台となるのは9月15日以来、2カ月ぶりとなりました。米10月消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、米国の10年債利回りは大きく低下して、米国株は大きく上昇しました。これを受けて400円超上昇して始まると上げ幅を広げる展開となりました。半導体株を中心にハイテク株が上昇をけん引して3万3300円台に乗せると、後場は一段高となり上げ幅を800円超に広げて3万3500円台に到達しました。
明日の東京株式市場は、堅調な展開が続きそうです。
手がかり材料には乏しいですが、日経平均株価が終値ベースで心理的なフシ目の3万3000円を大きく超えたことで投資家心理の好転が見込まれます。年初来高値の3万3753円を意識する展開が期待される一方で、直近3日間で950円を超える上昇をみせていることから短期的な過熱感が警戒されており、消去法的に好業績銘柄への個別物色となる場面も想定されます。
明日の注目銘柄は
信越化学工業(4063)
発行済み株式数(自社株を除く)の0.08%にあたる150万株(金額で80億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月16日から12月29日まで。
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