14日の日経平均株価は、前日比110円82銭高の3万2695円と続伸して取引を終えました。
一時250円を超える上昇をみせましたが、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となりました。
明日の東京株式市場は、14日に発表される米10月ＣＰＩ（消費者物価指数）に対する米国市場の反応に左右されそうです。今後の経済状況を占う上では重要視されてはいますが、市場予想平均の平均から大きくズレない限り影響がは限られそうとの予想もあります。その場合は15日に行われる予定の米中首脳会談に関心が向かう可能性もあります。手がかり材料に乏しい状況が続き、消去法的に好業績銘柄への個別株物色が中心になりそうです。
明日の注目銘柄は
出光興産（5019）
12月31日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施する。今期経常を80％上方修正、今期配当を実質増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.3％にあたる7500万株(金額で350億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は25年3月31日付で全て消却する予定。
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