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【明日の超勘株ニュース】FOMCや日銀政策発表後は投資家心理にリスク選行ムードが高まりつつあります。

先週木曜2日の日経平均は大幅に3日続伸して、終値は348円高の3万1949円で引けました。FOMCでは大方の予想通り政策金利は据え置きとなり、米国の10年債利回りは大きく低下して、米国株にも強い動きが見られたことから400円近く上昇して始まりました。節目の3万2000円を超えましたが、買い一巡後は伸び悩み、萎んだところで3万1900円を割り込んだところでは盛り返して概ね高い水準をキープし、終値で300円を超える上昇で取引を終えました。

FOMCを受けて米10年債利回りは大きく低下しましたが、これが大きなトレンドの変化なのか一時的なのかは今週以降に見極めていく必要がありそうです。米金利が低下すれば半導体株などグロース株には追い風となりますが、金融株には逆風となります。金利低下時には商品価格も下落することが多く、日米金利差が縮小するとの見方が強まれば円安にはブレーキがかかる展開も想定されます。トレンドが変化するのであれば、指数も重要ですが、各セクターの動向には注意が必要と思われます。

 

今週のよう今日株式市場は堅調な展開が予想されます。

海外では目立った材料に乏しく、国内では決算発表が多い週となります。リリースを手がかりに日々個別物色が盛り上がると見込まれ、任天堂ソニーG、ソフトバンクGなどが中でも注目を集めそうです。決算を消化するのは翌週となるが、金曜には東京エレクロトンの発表が予定されており、半導体株の売買も活況となりそうです。日銀会合やFOMCを消化して日経平均株価は大きく上昇しており、投資家心理はポジティブ方面へ大きく改善したと思われます。商いの増加とリスク選好ムードの高まりが期待できる中で、下げづらく上げやすい好循環が続くのではないかと予想されます。

 

来週の予定では、

国内では、日銀金融政策決定会合議事要旨(9/21~9/22開催分)(11/6)、9月家計調査、10年物価連動国債(11/7)、9月景気動向指数 (11/8)、日銀金融政策決定会合の主な意見(10/30~10/31開催分)、10月都心オフィス空室率、10月景気ウォッチャー調査、30年国債入札(11/9)、10月マネーストック(11/10)などがあります。

海外では、中国10月貿易収支、米9月貿易収支、米3年国債入札(11/7)、米10年国債入札(11/8)、中国10月消費者物価指数、中国10月生産者物価指数、米30年国債入札(11/9)、米11月ミシガン大学消費者信頼感指数、米10月財政収支(11/10)などがあります。

 

 

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