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【明日の超勘株ニュース】FOMCや日銀金融政策決定会合での発表による市場反応に注意。ただ地合いは良さそうです。

先週末15日の日経平均は大幅続伸して、終値は364円高の3万3533円で引けとなりました。

米国株の大幅高を受けて200円超上昇して始まり、アームのIPO好発進が大幅高の要因の一つであったことから、ソフトバンクGが強く買われて全体のリスク選好ムードを高めました。節目の3万3500円を上回ると、上げ幅を400円超に広げて3万3600円台に乗せました。後場に入ると上値が抑えられて3万3600円近辺でもみ合い、終盤にやや萎んだものの3万3500円を割り込んだところでは盛り返して300円を超える上昇で取引を終えました。

先週後半からの下げが75日線や13週線辺りまでで一巡しており、一気に流れが良くなっているようです。米国は8月のCPI(消費者物価指数)やPPI(生産者物価)を無難に消化しましたが、今週のFOMCも大きな波乱なく通過できれば米国株も動きが良くなる可能性があります。米国の長期金利がもう少し低下してほしいところですが、高止まりする中でも米国株が崩れないのであれば、為替が円高には振れづらくなると思われます。日経平均は先週の動きが非常に良かっただけに、ここで足踏みすることなく今週に年初来高値を更新するくらいの展開に期待したです。


今週の東京株式市場は堅調な展開が予想されます。

18日が敬老の日による休場で立ち合いは4日となります。FOMCが19–20日に開催されて、日銀金融政策決定会合が21–22日に開催されます。中央銀行イベントがクローズアップされる週になりますが、今回のFOMCでは利上げ見送りが濃厚で、今後に関してはデータ次第との従来のスタンスに大きな変化はないと思われます。

日銀会合に関しては、色々と報道も出てきており思惑が入り交じっていますが、政策変更などがあれば金融株買い、なければ金融株以外を買うという反応となりそうです。TOPIXは今週に年初来高値を更新して、日経平均も年初来高値に迫ってきので、地合いが良くなってきたことで9月の権利取りの買いも盛り上がると予想されます。好材料には強く反応し、悪材料には耐性を示すことで、全体では水準を切り上げる展開となるのではないかと思われます。

 

今週の予定では、
国内では、8月貿易収支、8月首都圏マンション発売、8月訪日外国人客数(9/20)、日銀金融政策決定会合(~9/22)、ゲーム見本市「東京ゲームショウ」開幕(幕張メッセ、~9/24)(9/21)、植田日銀総裁会見、8月全国消費者物価指数(9/22)などがあります。

海外では、米7月対米証券投資(9/18)、FOMC(~9/20)、米8月住宅着工件数、米20年国債入札(9/19)、パウエルFRB議長会見(9/20)、英国金融政策発表、米4-6月期経常収支、米9月フィラデルフィア連銀景気指数、米8月中古住宅販売(9/21)、米9月S&Pグローバル製造業PMI(9/22)などがあります。

 

 

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