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【明日の超勘株ニュース】中央銀行絡みのニュースに左右されますが、基調は大きく変わらなそうです。

先週末9日の日経平均は大幅反発して、終値は623円高の3万2265円で引けとなりました。

米国株高を好感して寄り付きから200円を超える上昇をして、すぐに節目の3万2000円を上回り、一気に上げ幅を600円近くに広げました。前場では3万2200円台では上値が重くなりましたが、伸び悩んでも3万2100円近辺では改めての買いが入りました。後場に入ると前場の高値を上回り、上げ幅を600円超に拡大して、終盤には3万2300円台に乗せる場面もあるなど、終日強い基調が続いていました。

 

今週の東京株式市場は、一進一退が予想されます。

FOMC(6/13~14)、ECB理事会(6/15)、日銀会合(6/15~16)と中央銀行イベントが続きます。FOMCを消化するのが木曜15日なので、それまでは様子見姿勢が強まりそうです。ただ、FOMCに関しては、6月会合では利上げはスキップされるとみられており、今回は株価を大きく動かすイベントにならなそうです。7月の利上げに関して明言があれば米国株の売り材料となり得ますが、日本株は米国の金融引き締め長期化という材料に関しては、ここまで耐性を示しています。日銀会合は無風通過となりそうですが、足元の日本株が非常に強いこともあり、植田総裁がこのことについてどういった見解を持っているかが注目されます。ただ、総裁会見は金曜引け後で今週は消化できません。結果、中央銀行絡みのニュースに振らされはするものの、強弱感が定まりづらく、週間では大きな動きが出てこないと予想します。

 

今週の予定では、
国内では、5月企業物価指数、5月工作機械受注(6/12)、4-6月期法人企業景気予測調査(6/13)、日銀金融政策決定会合(~6/16)、5月貿易収支、4月機械受注(6/15)、植田日銀総裁会見(6/16)などがあります。

海外では、米5月財政収支、米3年国債入札、米10年国債入札(6/12)、独6月ZEW景況感指数、FOMC(~6/14)、米5月消費者物価指数、米30年国債入札(6/13)、米5月生産者物価指数、パウエルFRB議長会見(6/14)、中国5月鉱工業生産、中国5月小売売上高、中国5月都市部固定資産投資、ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)、米5月小売売上高、米6月ニューヨーク連銀景気指数、米6月フィラデルフィア連銀景気指数、米5月鉱工業生産、米4月対米証券投資(6/15)、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数(6/16)などがあります。

 

 

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