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【明日の超勘株ニュース】今回のFOMCは警戒感が高まらなそうですが、金融システム不安により上値が重くなりそうです。

先週末17日の日経平均は大幅反発して、終値は323円高の2万7333円で引けました。

米国株の大幅高を好感して、寄り付きから200円を超える上昇となりました。高く始まった後はいったん上げ幅を2桁に縮めましたが、2万7100円を割り込んだところで買いが入り、改めて上を試しに行く展開となりました。前場では大型株が案外で2万7200円近辺ではもたつきましたが、後場はハイテクグロース株を中心に動きが良くなるものが増えてきたことから、2万7300円台に到達して、ほぼ高値圏で取引を終えました。

 

今週の東京株式市場は、上値が重い展開となりそうです。

21-22日に米国でFOMCが開催されますが、来週は他に目立った材料が少なく、国内は火曜21日が春分の日により休場で、FOMCの結果を消化する木曜23日までは動きづらい状況です。ただ今回のFOMCに関しては、金融システムが不安定になった場合には流動性を供給するとのメッセージが市場に届けられれば、利上げ幅が0.5%であった場合でもグローバル市場は結果を冷静に消化するのではないかと思われます。直近で米金融機関の破たんがあったことを踏まえれば0.25%の利上げが無難と思われ、据え置きなら株買いの材料となりそうです。そのため今回はFOMCに対する警戒はさほど高まらなそうです。現在の市場の最大の関心事である世界的な金融システム不安の高まりが引き続き重しとなり、上値が重くなりそうです。

 

来週の予定では、
国内では、日銀金融政策決定会合の主な意見(3/9~10開催分)、日銀副総裁就任予定(3/20)、2月全国消費者物価指数(3/24)などがあります。

海外では、FOMC(~3/22)、独3月ZEW景況感指数、米2月中古住宅販売、米20年国債入札(3/21)、パウエルFRB議長会見(3/22)、英国金融政策発表(3/23)、米2月耐久財受注、米2月製造業PMI(3/24)などがあります。

 

 

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