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【明日の超勘株】9月FOMCでの大幅利上げは織り込み済みであり、日本株は上げやすい地合いとなっています。

先週末9日の日経平均は続伸して、終値は149円高の28214円で引けとなりました。

ECBの大幅利上げ決定や、パウエルFRB議長のタカ派発言を受けても米国株が上昇したことから、3桁上昇スタートをしました。上値は重くなり開始早々には上げ幅を急速に縮めましたが、前日終値近辺ではマイナス圏入りを回避して盛り返す展開となりました。後場は28200円近辺で値動きが落ち着きました。

日経平均株価はハードなスケジュールが多かった週を上昇で終えました。パウエルFRB議長は8日の討論会で9月FOMCの手がかりを示さなかったため、1%利上げの可能性がほぼないことであると考えられます。先週はそういった懸念が後退するような動き(米株堅調、米長期金利低下、原油安)が幾つか見られたため、目先はグローバル市場の中でも日本株のパフォーマンスが改善する可能性は高いと思われます。

 

今週の東京株式市場は堅調となると思われます。

翌週にFOMC(9/20~21)を控えており、13日には米8月CPIが発表される。ただ、9月のFOMCで大幅利上げが継続することは織り込み済みであり、米国の金融引き締めを過度に警戒するような流れにはなりにくいと思われます。

日本株に関しては、9月の権利獲得を目的とした実需の買いが期待できます。決算発表も幾つかある上にIPOも2社あり、個別の物色が盛り上がりそうです。FOMCが近づくことで指数の日々の振れ幅は大きくなる可能性があり、債券市場や商品市場に神経質となる場面も増える可能性もあります。しかし、多少の変動はあるかと思いますが、上げやすく、下げづらい地合いが続くと予想されます。

 

 

来週の予定では、
国内では、8月工作機械受注(9/12)、7-9月期法人企業景気予測調査、8月企業物価指数(9/13)、7月機械受注(9/14)、8月貿易収支、ゲーム見本市「東京ゲームショウ」開幕(幕張メッセ、~9/18)(9/15)などがあります。

海外では、米10年国債入札(9/12)、米8月消費者物価指数、米30年国債入札(9/13)、米8月生産者物価指数(9/14)、英国金融政策発表、米9月ニューヨーク連銀景気指数、米8月小売売上高、米9月フィラデルフィア連銀景気指数、米8月鉱工業生産(9/15)、中国8月鉱工業生産、中国8月小売売上高、米9月ミシガン大学消費者信頼感指数(9/16)などがあります。

 

 

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