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【明日の超勘株ニュース】修正リバウンドの継続が予想されますが、戻り売りの警戒感も消えずです。

先週末13日の日経平均株価は大幅反発して終値は678円高の26427円となりました。

ナスダック総合指数が小幅ながら反発したことで安心感が台頭したほか、前日に500円近く下落していたことから買い戻しが先行して、5月限オプション取引に係る特別清算指数(SQ)25951.24円を早々に上回ったことで一気に買い戻しが強まりました。

また、米長期金利が低下するなか、本決算を発表したソフトバンクグループがあく抜け感から12%高となるなど、値がさのハイテク株の急伸劇も指数を押し上げたようです。

 

来週の日経平均は堅調な展開が予想されます。

急ピッチで調整している米株市場ですが目先は修正リバウンドが入ると想定され、米主要株価指数の反発に並走する形で東京株式市場でも今週末のリバウンドが継続すると予想されます。

一方で、戻り一服からもう一段調整の可能性も残ります。グロース(成長)株が一斉に蜂起、米長期金利の上昇一服し、週末の日経平均株価は大幅上昇となりました。しかし下落トレンドを脱するには至っていないと思われます。12日には25日線が75日線を下回るデッドクロスが確認でき、戻り売りへの警戒感は消えていないです。

FRB米連邦準備制度理事会)の金融引き締めについては、6月FOMC(米連邦公開市場委員会)以降も0.5ポイント幅の追加利上げが続くシナリオが意識されています。インフレの出口はまだ見極めにくく世界経済が落ち込む懸念がぬぐえず、株価に十分に織り込まれたとは判断しかねる状況です。

底打ちに寄与する要素としては、中国のゼロコロナ政策の動向が注目されます。現段階では緩和する様子はなく、上海などのロックダウン(都市封鎖)が世界の製造業の事業環境に影を落としていますが、新規感染者数は減少基調にあります。指導部の方針をめぐり、リオープン(経済活動の再開)を示唆するニュースが出れば株式市場には追い風が吹きそうです。

 

来週の予定では、
国内では、4月企業物価指数、4月工作機械受注(5/16)、1-3月期GDP速報値(5/18)、4月貿易収支、3月機械受注(5/19)、4月全国消費者物価指数(5/20)などがあります。

海外のでは、中国4月鉱工業生産、中国4月小売売上高、中国4月固定資産投資、米5月ニューヨーク連銀景気指数(5/16)、米4月小売売上高、米4月鉱工業生産(5/17)、G7財務相中央銀行総裁会議(~5/20、ドイツ)、米4月住宅着工件数(5/18)、米5月フィラデルフィア連銀景気指数、米4月中古住宅販売(5/19)などがあります。

 

 

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