【スポンサーリンク】

【明日の超勘株ニュース】米国の経済指標発表が続き、日経平均も一進一退が予想されます。ただ買い意欲の強さは続いているようです。

先週末6月30日の日経平均は反落して、終値は45円安の33189円で引けとなりました。

米国株はまちまちでしたが、ナスダック安を受けて半導体株が弱めに始まり、この動きを嫌って開始早々に下げ幅を300円超に広げました。3万3000円を割り込んだところでは下げ渋りましたが、戻しても3万3000円を超えてくると上値が重くなり、しばらくこう着相場が続きました。後場に入ると下押し圧力が和らいで下げ幅を縮小し、終盤にはほぼ横ばいまで値を戻す場面もあり、結局プラス圏には浮上できなかったものの、2桁の下落にとどまり取引を終えました。

ダウ平均の大幅高を好感できませんでしたが、月末だから下げたというよりは、米マイクロンの決算を前日に好材料として消化したことの反動が出たようです。特に後場はしっかりとした動きを見せて、ローソク足では陽線を形成しており、終値では5日線(3万2970円)や3万3000円を上回ったことで、買い意欲の強さが再確認されています。

2023年の前半が終了して、上半期(1-6月)では日経平均が27.2%高、TOPIXが21.0%高、マザーズ指数が11.7%高となりました。日経平均が3万円の節目を超えて3万3000円台後半まで上昇しており、日経平均のパフォーマンスの良さが目立ちました。

 

今週の東京株式市場は、一進一退の展開が予想されます。

7月相場に突入して、金曜7月7日には米国の雇用統計が発表されます。米国では製造業や雇用関連で注目度の高い経済指標がいくつか出てくるほか、5日には6月開催のFOMC議事録が公表されます。米国の金融引き締め長期化に対する警戒がくすぶり続けると思われるだけに、上値追いには慎重になりそうです。4日の米国が休場で、7日の引け後には安川電機の1Q決算発表が予定されており、手がけづらさも意識される週となりそうです。

一方、日経平均は、先週、週間では上昇して、一時3万2300円台まで下げたところから、週末値では3万3000円を上回りました。目先の底打ち感が出てきたことから、下値も堅いと考えられます。売り買いをこなしながら週後半にかけてはこう着感が強まり、現状の3万3000円近辺で値を固めていくと予想されます。

 

来週の予定では、
国内では、6月日銀短観(7/3)、6月マネタリーベース、10年国債入札(7/4)、6月都心オフィス空室率、30年国債入札(7/6)、5月家計調査、5月景気動向指数(7/7)などがあります。

海外では、中国6月財新製造業PMI、米6月ISM製造業景気指数(7/3)、米5月製造業受注、FOMC議事録(6/13~6/14開催分)(7/5)、米5月ADP全米雇用リポート、米5月貿易収支、米6月ISM非製造業指数、米5月JOLTS求人件数(7/6)、米6月雇用統計(7/7)などがあります。
7/4の米国市場は独立記念日で休場となります。

 

 

*ご注意*

・本サイトにおける情報はあくまで投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性、信頼性等については一切保証されません。

・掲載されている情報は、投資の勧誘を目的とするものではありません。

・これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、投稿者及び情報提供者は一切の責任は負いませんので、投資に関する全ての決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。