29日の日経平均株価は大幅に続伸して、3万1233円(前週末比317円高)で引けました。
米債務上限問題の基本合意が好感されて、前週末の米国株高に続いて、29日の時間外取引で米株価指数先物が上昇。円安・ドル高も支えとなって、日経平均は一時640円超の急騰となりましたが、買い一巡後は上げ幅を247円まで縮小する場面もあり、上値では利益確定売りが出やすくなりつつあるようです。
明日の東京株式市場で、主要株価指数は上値の重い展開となりそうです。
27日にバイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長が米債務上限問題で基本合意して懸念要因が後退しました。ただ、日本株にはいったん織り込んだ格好ですが、現地29日はメモリアルデーの祝日で米市場が休場となり、手掛かり材料に欠けて、海外投資家の買いも鈍ると思われます。海外投資家の継続買いを背景に好需給が続いており、下がりにくい状況ではありますが、連日の上昇でバブル経済崩壊後の最高値を上回り、約33年ぶりの高値水準に浮上しています。水準的には高過ぎで、過熱感への警戒はあります。
明日の注目銘柄は
オリックス(8591)
MGMとの共同投資で事業会社の大阪IRを設立し、カジノ関連株の中核になります。
*ご注意*
・本サイトにおける情報はあくまで投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性、信頼性等については一切保証されません。
・掲載されている情報は、投資の勧誘を目的とするものではありません。
・これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、投稿者及び情報提供者は一切の責任は負いませんので、投資に関する全ての決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。