8日の日経平均株価は小反発して2万7284円(前日比35円高)引けとなりました。
米国株式は高安まちまちでしたが、8日朝の時間外取引で米株価指数先物が高く、円安・ドル高歩調も支えとなり前場に上げ幅は一時210円を超えました。一巡後は戻り売りや利益確定売りに伸び悩む展開となりました。時間外取引での米長期金利の上昇や米株先物の一時下げ転換が重しとして意識されたようです。2万7000円以下はないとみられるが、当面は値固めで材料待ちといった状況となっていると思われます。
明日の東京株式市場は、上値の重い展開となりそうです。
決算発表が相次ぎ個別株物色の流れに変わりはないと思いますが、不透明要因が多く積極的に上値を追うことにはなりにくい状況です。
米国で新型コロナウイルスの新規感染者数が減少して、経済活動が正常化する期待が大きくなっていますが、期待先行への反動も警戒され、先行きの動向を見極める必要があると思われます。
米金融政策の行方やウクライナ情勢などのリスク要因もくすぶっており、さらに10日には米1月CPI(消費者物価)の発表を控えて、結果を確認したいとの空気もあり、指数上昇場面では戻り売りや利益確定売りが出やすいと思われます。
明日の注目銘柄
ゴールドウイン(8111)
4-12月期(3Q累計)経常は11%増益・通期計画を超過、今期配当を5円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.98%にあたる46万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施するとの発表がありました。
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