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【明日の超勘株ニュース】今週はイベントや決算発表など目白押しで上下に大きく動きそうです。

先週末22日の日経平均は大幅反落して、終値は447円安の27105円となりました。

パウエルFRB議長が5月FOMCで0.5%の利上げを実施する可能性に言及したことから米国株が大幅安となり、この流れを受けて全面安の展開となりました。節目の27000円を割り込み、一時600円超下げる場面もありましたが、26900円は割り込むことなく売りは一巡後は27000円近辺でもみ合いました。ただ、戻りは緩慢であり、終値でも400円を超える下落となりました。

 

米国市場において、パウエルFRB議長が5月のFOMCで0.5%の利上げを行う可能性に言及しました。3月会合の際にも事前に0.25%と明言した上で、その通りの利上げを実施しており、今後も市場の混乱を招かないように、FOMCの前に何をどの程度行うのかについて明示することで市場との対話を行っていく可能性が高いと思われます。

市場では5月0.5%は想定内であったと思われますが、21日の米国株は弱い反応を示した。これに関しては、直近でネットフリックスが決算を受けて暴落していたことが影響していると思われます。

今週は主要企業決算が出てきますし、グロース株の値幅調整がまだ終わったわけではないことが意識されそうであり、これらの決算が失望となった場合には市場への影響も大きくなるとの警戒が強まっていると思われます。

米10年債利回りに関しても2.9%台に乗せており、今週は3%台に乗せてくるのかが注目されます。短期的にボラティリティが高まったとしても、5月のFOMC(5/3~5/4)を通過すれば、値動きは落ち着くと思われます。3%を超えてさらに上昇するような状況となった場合には、主要企業の好決算でもポジティブな反応が限定的となり、失望決算の場合にはネガティブな反応がかなり大きくなる可能性があります。

来週の東京株式市場は、方向感に欠ける展開となることが予想されます。

金曜29日が休場で4日立ち合いとなります。週明けにフランス大統領選の決選投票結果を消化して、27日~28日には日銀金融政策決定会合があります。米国では注目指標の発表が多い上に、アルファベット、メタ、アップル、アマゾンなど注目度の高い企業の決算が目白押しとなります。国内でもファナックキーエンス、レーザーテックなど主力どころの決算発表が多く、ゴールデンウイーク前に慌ただしい週となります。

各種の材料が多くあり、日々の指数の振れ幅は大きくなりそうです。ただ、大幅高となっても大幅安となっても、楽観、悲観どちらにも傾きづらく継続とはならない可能性が高いと思われます。

翌週が5月3日から5日まで休場で、FOMCの結果発表が5月4日にあるというスケジュールとなるため、高くなれば利益確定売り、安くなれば翌週のFOMCに期待した買いが入りやすくなると予想されます。

 

来週の主な予定は、
国内では、3月失業率、3月有効求人倍率(4/26)、日銀金融政策決定会合(~4/28)、3月鉱工業生産、3月商業動態統計、3月住宅着工統計、黒田日銀総裁会見、日銀が経済・物価情勢の展望を公表(4/28)などがあります。

海外では、フランス大統領選決選投票(4/24)、独4月Ifo景況感指数(4/25)、米3月耐久財受注、米2月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、米4月消費者信頼感指数、米3月新築住宅販売、米2年国債入札(4/26)、米3月NAR仮契約住宅販売指数、米5年国債入札(4/27)、米1-3月期GDP速報値、米7年国債入札(4/28)、中国財新4月製造業PMI、ユーロ圏1-3月期GDP、米3月個人消費支出・個人所得(4/29)などがあります。

 

 

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