21日の日経平均株価は、前日比335円21銭高の2万7553円6銭と大幅に続伸して取引を終えました。
時間外取引で米株価指数先物が上昇した動きを受けて終日しっかりした展開となりました。終値ベースでの2万7500円台は約2週間ぶりの水準となります。
通常取引終了後に東京証券取引所が発表した4月第2週の投資部門別売買状況(現物株)によると、海外投資家は金額ベースで863億円の買い越しで3週連続で買い越しとなりました。
明日の東京株式市場は、揉み合いとなりそうです。
日経平均株価の25日移動平均線(2万7371円)を終値ベースで上抜き、引き続き米国株式頼みの状況が続くとみられますが、同線は直近で上値抵抗線として意識されてきたので投資家心理の好転が期待されます。
これから決算発表が本格化することから今後の業績見込みや、為替の想定などを確認してから動きが活発となることも予想され、様子見姿勢が強まる場面もありそうです。
明日の注目銘柄は
日本電産(6594)
今期最終は21%増で2期連続最高益、5円増配となります。
また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.95%にあたる550万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施するとの発表がありました。
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