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【明日の超勘株ニュース】ゴールデンウィーク中のFOMC開催で様子見が強くなりそうです。

先週木曜28日の日経平均株価は、前日比461円27銭高の2万6847円90銭と大幅反発して取引を終えました。

通常取引終了後、東京証券取引所が発表した4月第3週投資部門別売買状況(現物株)によると、海外投資家は金額ベースで2380億円の買い越しで、4週連続で買い越しとなっています。

日銀会合を通過して円安が進んでおり、ドル円は130円台に乗せてきました。一服感が出てくるどころか、さらに円安が進む場面もあり目先の為替は振れ幅が大きくなりそうです。

この円安が悪いものなのかは議論が分かれますが、このタイミングで130円が天井とならなかったことは輸出関連株にはフォローの流れとなっています。行き過ぎた円安には修正が入ると思われますが、ここから5円ほどの円高に触れても125円です。デンソーが現時点での想定レートを発表していますが115円となっています。これらを見ると多くの輸出関連企業の見通しは保守的と受け止められ、決算に対する初動反応も強めになると思われます。

 

来週の東京株式市場は、模様眺めムードとなりそうです。

ゴールデンウイークで日本の営業日は5月2日と6日に限られ、米国ではFOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれます。米国株式市場の影響を受けやすいことから、FOMCの内容を確認したいとの見方が強まり、様子見姿勢が強まると思われます。

一方で、6日はFOMCの結果を受けた2日分の米国株の反応を消化することとなり、FRBが0.5%の利上げを実施するであろうことは織り込み済みとなっています。FOMCの結果を受けた米国株は、良ければ悪材料出尽くしで買いとなり、悪くてもフラットであると予想されます。

日本株は翌週から決算発表が本格化するため、不透明要因が払しょくされることはポジティブに捉えられると思われます。FOMC前の休場が結果的に売り急ぎを抑制する形となり、買いが入りやすい地合いとなることを期待したいです。

 

来週の予定は、
国内では、4月新車販売台数、4月軽自動車販売台数(5/2)、4月マネタリーベース(5/6)などがあります。

海外では、米4月ISM製造業景気指数(5/2)、FOMC(~5/4)、米3月製造業受注(5/3)、パウエルFRB議長会見、米4月ADP全米雇用リポート、米3月貿易収支(5/4)、英国金融政策発表(5/5)、米4月雇用統計(5/6)などがあります。

 

 

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