29日の日経平均株価は大幅下落し、2万8812円(前日比235円安)引けました。
28日のNYダウが下落した流れを受けて広範囲に売りが先行し、株価指数先物にまとまった売り物が出たこともあったようで2万8800円台を割り込みました。その後は下げ渋る場面もありましたが、上値が重くなり後場入り再び310円強の下げとなりました。
時間外取引の米株価指数先物や、中国・上海総合指数、香港ハンセン指数の軟調推移が重しとなり、月末安アノマリーへの警戒感が調整売りにつながったとの見方もあるようです。
明日の東京株式市場は月末安のアノマリー(論理的に説明のつかない動き)が続くかどうかが注目されます。
同指数は5月末時点で、昨年9月以降9カ月連続の月末安となっています。
29日には6営業日ぶりに25日移動平均線を割り込んでおり、指数安が続くようなら基調の弱さを印象付けることになります。
ただし、月初めの反発を期待しての押し目買いも一定数あると考えられますので揉み合い後にどちらに動くか注目です。
明日の注目銘柄は
エディオン(2730)
発行済み株式数(自社株を除く)の4.66%にあたる500万株(金額で60億円)を上限に自社株買いを実施すると発表されています。
明日の動き次第では買っておくのは良いかと思います。
*ご注意*
・本サイトにおける情報はあくまで投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性、信頼性等については一切保証されません。
・掲載されている情報は、投資の勧誘を目的とするものではありません。
・これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、投稿者及び情報提供者は一切の責任は負いませんので、投資に関する全ての決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。