8日の日経平均は大幅反発して、終値は743円高の3万6863円で引けとなりました。
米国株高を好感して寄り付きから3桁の上昇して、その後も上げ幅を広げる展開となりました。好材料があったソフトバンクGやアドバンテストなど大型半導体株に資金が集中して、プライムでは値下がり銘柄が多かったようです。それでも上げ幅を広げて、水準を切り上げ3万6700円台に乗せました。前場を高値圏で終えて、後場も買いの勢いは緩まず上を試しに行き、800円超上昇して節目の3万7000円を前に伸び悩みましたが、大きな失速もなく高値圏を維持して終値でも700円を超える上昇となり、昨年来の高値を更新しました。
明日の東京株式市場は、利益確定売りに押される展開が予想されます。
日経平均は大幅高となり、構成銘柄の影響が大きかったとはいえ一時は800円超上昇して3万7000円に迫りました。買われた銘柄が偏っており反動が出てくる可能性が高いと思われます。ただ半導体株は売りづらい状況であり、三連休前となるが下に値幅が出たとしても大幅高に対する利益確定売りの一環と解釈されそうです。売りが手控えられて一段高となれば、今日の上昇がフロックではないとの見方が強まり、どちらに振れても買い意欲が大きく減退することはないと思われます。米国ではS&P500が5000ポイントに接近しており、日経平均とTOPIXがが同じタイミングで注目の節目を超えることができるかにも注目が集まります。
明日の注目銘柄は
富士フィルムホールディングス(4901)
4-12月期(3Q累計)税引き前が12%増益で着地・10-12月期も3%増益。また、3月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。
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