17日の日経平均株価は大幅反発して、3万2040円(前日比381円高)で引けました。
米国株高や、昨日に大幅続落した反動もあって、上げ幅は一時600円を超えました。中東リスクに関して、バイデン米大統領が18日にイスラエルを訪問することが明らかとなり過度な警戒感がいったん後退し、短期筋の買い戻しを誘った面もあるようです。しかし買いは続かず、一巡後は戻り売りに上げ幅を縮小して、大引けにかけては3万2000円近辺でもみ合いました。売りが出やすい価格帯でもあり、上値は重い状況ではあります。
明日の東京株式市場は、主要株価指数は上値の重い展開が予想されます。
米9月小売売上高や米企業決算などを受けた米国株式動向が注目されますが、引き続き中東情勢に不透明感があり、また国内企業の4-9月期決算を控えていることもあるため、積極的には動きにくい状況となっています。イスラエルとパレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスをめぐる中東情勢については、各国要人による中東訪問計画により一部で外交的解決への期待もありますが、情勢が好転しない限り株式市場の不安定化は続く可能性は高いです。
明日の注目銘柄は
ブロンコビリー(3091)
1-9月期(3Q累計)経常が52%増益で着地・7-9月期も2.9倍増益。
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