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【明日の超勘株ニュース】FOMC議事要旨公表やCPI発表があり、米長期金利の状況に左右されそうです。

先週末6日の日経平均は反落して、終値は80円安の3万994円で引けとなりました。

米国株安を受けて下げて始まると場中はプラス圏とマイナス圏を行き来して、下げても節目の3万1000円を下回ってくると買いが入りましたが、プラス圏に浮上すると上値追いには慎重姿勢が見られました。米9月雇用統計を前に様子見ムードが強く、後場前場の高値と安値の範囲内での小動きに終始し、引け間際には3万1000円近辺でせめぎ合ったが、わずかに下回って取引を終えました。

雇用統計の発表直後には売りが先行した米国株も、一時急伸した米長期金利が伸び悩んだため買い戻されて、ナスダック指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は大幅に反発しています。週明けの米国市場でも買いが続くかが気掛かりですが、9日の米国市場が大幅な下落にならなければ、連休明けの東京株式市場でも買い戻しが強まると期待出来ます。

 

今週の東京株式市場は波乱含みの展開が予想されます。

月曜が休場で立ち合いは4日間となります。11日に9月開催のFOMC議事要旨が公表され、12日に米9月消費者物価指数(CPI)の発表があります。9月のFOMCでは年内あと1回の利上げが示唆されており、議論の内容はマーケットフレンドリーではないと思われます。議事要旨がタカ派的と受け止められた場合には、CPIが弱めの結果であったとしても米国の長期金利の低下が抑制される可能性があります。

国内では小売株などを中心に決算発表が多く出てくる。12日のファーストリテイリングの決算は大きく注目されますが、3月決算銘柄の多くは手がけづらくなります。そうなると指数は全面高か全面安かといった荒い動きになりやすいと思われます。またSQ週であることも指数のボラティリティを高めそうで、週を通して不安定な動きが続くと予想されます。

 

来週の予定では、
国内では、9月景気ウォッチャー調査(10/10)、9月工作機械受注、5年国債入札(10/11)、9月企業物価指数、8月機械受注、9月都心オフィス空室率(10/12)、オプションSQ、9月マネーストック(10/13)などがあります。

海外では、世銀・IMF年次総会(~10/15)(10/9)、米3年国債入札(10/10)、米9月生産者物価指数、FOMC議事録(9/19~9/20開催分)、米10年国債入札(10/11)、G20財務相中央銀行総裁会議(モロッコ、~10/13)、米9月消費者物価指数、米30年国債入札(10/12)、中国9月生産者物価指数、中国9月消費者物価指数、中国9月貿易収支、米10月ミシガン大学消費者信頼感指数(10/13)などがあります。

 

 

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