27日の日経平均株価は続落して、3万2538円（前日比160円安）で引けました。
米国株安を受けて売りが先行し、需給悪化懸念もあって先物売りを交えて下げ幅を拡大して、一時400円近く下落しました。一巡後は押し目買いが入り下げ渋りましたが、戻りは限定されました。チャート上では、25日移動平均線に接近した後は値を戻しましたが、目先はこのラインを維持できるかどうかが注目されます。
明日の東京株式市場では、主要株価指数は調整含みの展開が予想されます。
国内発の手掛かり材料に乏しく、引き続き月末の年金リバランス（資産の再配分）売りや、来月上旬のＥＴＦ（上場投資信託）の分配金捻出に伴う売りが警戒されて、需給悪化要因が重しとして意識されます。ただ、それを見据えて売りが先行していた面もあるため、27日の米国株次第では押し目買いを誘う可能性もあります。
明日の注目銘柄は
サイボウズ（4776）
5月売上高は前年同月比16.0％増の20.7億円、営業利益は同2.1倍の5.4億円。
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