27日の日経平均株価は小反落して2万9098円(前日比7円安)引けとなりました。
昨日の大幅反発した反動で利益確定売りが先行しましたが、米国株高や好業績株物色を支えに小幅高に切り返す場面もありましたが買いは続かず、軟化して下げ幅は一時230円を超えました。一巡後は、押し目買いや買い戻しを支えに引けにかけて下げ幅縮小の流れとなりました。
明日の東京株式市場は、本格化する4−9月期企業決算をにらんでの個別株物色が中心となると思われます。
決算内容によって株価に明暗が別れる中、足元好調で通期予想はコンセンサスに届かないといったパターンが多くなると思われるが、実態は悪くないだけに下がれば買いが入ると予想されます。押し目買い、戻り売りの動きが続いており、当面は2万9000円を挟んだもみ合い相場との見方が多いようです。
一方、28日まで開催の日銀金融政策決定会合は無難に通過するとみられていますが、31日投開票の衆院選結果に続き、来週開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を見極めたいとの声も多いようです。
明日の注目銘柄は
住友化学(4005)
今期最終を40%上方修正・4期ぶり最高益となり、配当も4円増額となっています。
もともと配当利回りが良いため注目していましたが、増配にてより投資しやすい銘柄となりました。
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