21日の日経平均株価は大幅反落し、2万9839円(前週末比660円安)引けとなり、2週間ぶりに3万円大台を割り込んでしまいました。
中国不動産大手の中国恒大集団の資金繰り懸念から20日の海外市場で株安が進んだ流れを受け、リスク回避の売りが広がりました。
中国恒大問題については、中国政府による支援期待もあり一時的なものと比較的冷静な見方も多くあります。しかし、先行き不透明を残したままであり、海外株式の動向に注意が必要です。
また、FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えていることもあり、結果を見極めるまで積極的な売買となり難いという状況にもなりそうです。
こういったことから、明日の東京株式市場は様子見の様相が強くなると思われます。
一方で、買い遅れた投資家の押し目買いニーズを指摘する向きは依然と多いようです。
28日の9月権利付き最終取引日に向けて、配当・株主優待狙いの買いが見込まれ、配当再投資の先物買いも予想され、需給面での下支え要因として意識されます。
明日の注目銘柄は
旅工房(6548)
全国的に新型コロナウイルスの新規感染者数が急減しており、ワクチン接種が概ね完了する今秋の行動制限緩和に向けた期待感が高まっているようです。
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