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【明日の超勘株】先週は週間ではマイナスとなりリバウンドとの見方も。米株動向に振り回される状況は続きそうです。

先週末14日の日経平均は大幅反発して、終値は853円高の27090円で引けとなりました。

注目された米9月CPIは市場予想を上回りましたが、これを受けたダウ平均は序盤に大きく売られた後に切り返して800ドルを超える上昇で終了となりました。これを好感して寄り付きから300円を超える上昇となり全面高となりました。さらに寄与度の大きいファーストリテイリングが決算を材料に急伸して、指数は上値を伸ばす展開となりました。節目の27000円を上回って前場のうちに上げ幅を900円超に広げましたが、後場は上値が重くなりました。ただ、大きく崩れることはなく、終値でも27000円を上回りました。

しかし、前引け時点では週間でプラスでしたが、後場で伸び悩んだことで結局マイナスとなっり、大幅高もあくまでリバウンドにすぎないとの見方もあるようです。週明けに極端な下落スタートとなった場合には、テクニカル面から売りに勢いがつく可能性があるため注意が必要です。

 

今週の東京株式市場は、一進一退の展開が継続しそうです。

日経平均は14日に大幅高となりましたが、上記の通り週間では下落しました。米株動向に振り回される状況が続いており、不安定な地合いが予想されます。小売などの決算発表が一巡して、3月決算銘柄の多くが業績発表を前に手掛けづらくなるタイミングとなっており、全体的に売買手控えムードが強まりやすい状況です。決算発表が本格化する米国では、ネットフリックスやテスラなどの主力グロース企業の決算が出てきます。FRBの金融引き締め強化姿勢が続く中、これらの決算内容や株価の反応に神経質となりそうです。

 

来週の予定では
国内では、20年国債入札(10/18)、9月貿易収支、9月首都圏マンション発売(10/20)、9月全国消費者物価指数(10/21)などがあります。

海外では、中国共産党大会開幕(10/16)、米10月ニューヨーク連銀景気指数(10/17)、中国7-9月期GDP、中国9月鉱工業生産、中国9月小売売上高、米9月鉱工業生産、米8月対米証券投資(10/18)、米9月住宅着工件数、ベージュブック(米地区連銀経済報告)(10/19)、米9月中古住宅販売、米20年国債入札(10/20)などがあります。

 

 

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