先週末5日の日経平均は大幅に3日続伸して、終値は243円高の28175円で引けとなりました。
米国株がまちまちだったことで寄り付きは小幅な下落となり、序盤はしばらく小動きが続いていましたが、節目の28000円を上回ったところで買いに勢いがついて上げ幅を200円超に拡大となりました。後場に入ると動きが落ち着いて、高値圏でのもみ合いとなり、6月9日以来約2カ月ぶりに終値で28000円を上回りました。
今週の東京株式市場は堅調となりそうです。
10日の米7月消費者物価指数(CPI)が要注目の指標となりますが、東京市場は11日が山の日で休場となります。仮にCPIを受けた米国株の反応が弱かったとしても、ネガティブな影響は緩和されると思われます。
国内は引き続き決算発表が多く、外部環境が多少悪化したとしても決算内容の良い銘柄には買いが入ると思われます。
米国株は前月に強い6月CPIを冷静に消化しており、足元の基調も強い状況です。米国の長期金利は低下基調にあり、今回のCPIも7月同様に波乱なく通過できる可能性が高いと思われます。米国株が調整したとしても日本株は耐性を示す可能性が高く、米国株の強い動きが続いた場合には大きく水準を切り上げる展開もあると見られます。
来週の予定は
国内では、7月景気ウォッチャー調査(8/8)、7月工作機械受注(8/9)、7月企業物価指数、7月都心オフィス空室率(8/10)、オプションSQ(8/12)などがあります。
海外では、中国7月貿易収支(8/7)、中国7月生産者物価指数、中国7月消費者物価指数、米7月消費者物価指数、米7月財政収支、米10年国債入札(8/10)、米7月生産者物価指数(8/11)、米8月ミシガン大学消費者信頼感指数(8/12)などがああります。
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