3連休明け22日の日経平均株価は大幅に続伸して、2万7224円(前週末比296円高)引けとなりました。
前夜の米国株式は反落しましたが、同日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値の上昇を受けて買いが先行し、円安進行も支えとなり、上げ幅は一時450円を超える展開となりました。前週初めの14日からの上昇幅は合計2000円を超えており短期的な過熱感とも思われます。
明日の東京株式市場は、上値の重い展開が予想されます。
22日の主要株価指数は6連騰となっており、急ピッチな戻り相場に対する警戒感がみられます。日経平均2万7000円オーバーは出来高がたまっている価格帯となっており、戻り売りが出やすい水準と思われます。上値では、75日移動平均線や、一目均衡表上の「雲」を控えており、この先、売り物を吸収できるかが注目されます。
また、パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長は21日の講演で、今後のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.5%の大幅な利上げの可能性を排除しない考えを示しており、金融引き締めへの警戒感を引きずることとなっています。
さらに、ウクライナ情勢は依然として不透明感が強く、その動向はなお注視する必要があります。
明日の注目銘柄は
マネックスグループ(8698)
子会社コインチェックが特別買収目的会社(SPAC)との統合を通じて米ナスダック上場を目指すとの発表がありました。
*ご注意*
・本サイトにおける情報はあくまで投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性、信頼性等については一切保証されません。
・掲載されている情報は、投資の勧誘を目的とするものではありません。
・これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、投稿者及び情報提供者は一切の責任は負いませんので、投資に関する全ての決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。