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【明日の超勘株ニュース】新市場区分スタート。グロース株の堅調や海外投資家の買い余力に期待したいです。

4月1日の日経平均株価は3日続落して終値は155円45銭安の2万7665円98銭で引けとなりました。

米国株は月末と四半期末が重なったことでか大幅安となり、これを嫌気して200円近く下げて開始。下げ幅を400円超に広げて2万7300円台で売りが一巡すると、2万7500円台までは難なく戻しました。これよりは上が重く、次第にこう着感が強まった。そこからさらに買い上がるような動きは見られなかった一方で下値も堅く、2万7700円近辺での小動きが引けまで続きました。

 

4月1日の日経平均株価は3日続落し、2万7665円(前日比155円安)引け。前日の米国株安を受け、売り優勢となり、下げ幅は一時400円を超えた。名実ともに新年度入りとなり、国内機関投資家の益出し売りが出やすいとの見方もあった。一巡後は、時間外取引での米株価指数先物高や、円安・ドル高を支えにいったん下げ幅を縮小したが、その後は動意が薄れ、引けにかけて2万7700円近辺でもみ合いが続いた。日本時間今晩に米3月雇用統計の発表を控え、様子見気分に傾いた。チャート上では、一時75日線(1日時点で2万7460円)を割り込んだ後、同線上を維持したが、この先下値支持線として作用するかが注目される。

 

今週の東京株式市場は上値の重い展開となりそうです。

先週、反落した後は28000円より上が重く、値動きも不安定となり、上昇の一服感が出てきたことで強弱感が交錯した雰囲気になりそうです。株高が進んだ割には外部環境の不透明感がまだ強いことから、弱材料の方に敏感に反応しやすい地合いが続くと予想されます。

市場再編もスタートすることから、この影響もありそうです。3月決算企業の新年度予想をめぐる警戒感が強まり上値の重しとして意識されそうですが、グロース(成長)株については堅調さを維持する可能性もあります。

一方、需給面では海外勢の買い余力に期待がもてそうです。

東証の投資部門別売買状況(先物・現物合計)によれば、3月25日までの1週間で外国人投資家は日本株を1235億円買い越しとなっています。

前週から買い優勢の傾向を示していますが、内訳は先物と現物で対照的となっており、日経平均が反発した3月第2週以降で先物を計1.4兆円買い越した半面、現物はそれに近い額を売り越しています。背景には、配当の権利落ちをめぐる先物の買いがあるようです。

一方、外国人の現物の売り越し幅は年初来で2兆円を上回っており、日本株のポジションを積み増す余裕はまだ残っているとみられます。また、中期的にはウクライナを侵略するロシアへの支援が疑われる中国から引き揚げられる資金が日本に流入することも期待してしまいます。

スケジュール面では、

国内では、4日に東証が新市場区分(プライム、スタンダード、グロース)へ一斉移行。5日に2月家計調査。8日に3月景気ウォッチャー調査などがあります。

海外では、5日に米2月貿易収支、米3月ISM非製造業景況指数。6日に3月15-16日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)が公表される。

 

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