6日の日経平均株価は反落して2万7927円(前週末比102円安)引けとなりました。
前週末の米国株式は下落したものの、時間外取引で米ダウ先物が高く、これを支えに上昇して始まりましたが、買いは続かず下げに転じました。
オミクロン型の感染拡大への警戒感は根強く、株価指数先物売りを交えて下げ幅を拡大し、下げ幅は一時330円を超えましたが、一巡後は後場終盤に向けて下げ渋る展開となりました。
チャート上では2万7600円前後で下げ止まる動きが続いており下値は固まりつつあるとの見方もあります。しかし11月末にかけて大きく下げた割には戻りが鈍いとの声も聞かれており、上値の重さが見られています。
明日の東京株式市場で、主要株価指数は上値の重い展開となりそうです。
引き続き新型コロナウイルスのオミクロン株の動向が気になるところで動きづらい状況です。この変異株については感染力が強い一方で、判明分では軽症か無症状との報告が多く、一部では警戒しすぎとの指摘もあります。ただし、重症化リスクについては専門家も拙速な判断はできず詳細が明らかになるまで様子見にならざるを得ないとの声も多いようです。
また、12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えており、米国では金融引き締めの方向にあり買いづらい状況は続いています。
明日の注目銘柄は
ヨネックス(7906)
ブリヂストンスポーツ傘下のタイのテニスボール事業会社の株式を取得し子会社化するとの発表がありました。
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