6日の日経平均株価は続伸し、2万7820円(前日比91円高)引けとなりました。
国内での新型コロナウイルス感染急拡大への警戒感が重しとなり小安く始まり、直後からは5日の米国株高を支えに株価指数先物に断続的な買いが入ったようで上げ幅を広げまいた。一巡後は再度マイナス圏入りしたが、好決算銘柄への物色が続き後場序盤に向けて再び持ち直しましたが、その後は売買が交錯し引けにかけてもみ合い商状となりました。
3連休明けとなる今週の東京株式市場は、企業収益の着実な回復を材料視する買いが下値を支えてくれる展開が期待されます。
決算発表をめぐっては、好業績に素直に反応して急騰する銘柄も目立っています。
約6割の東証1部3月決算企業が開示を終えた時点で、第1四半期の営業利益の合計はコロナ禍に当たる前年同時期の4.5倍超に達しているとのことで、通期計画に対する進ちょく率も強含みです。
ただ、ここから全体相場をさらに底上げしていくには値がさ株や新興株の下げ止まりは欠かせない要素と言えます。
指数寄与度の高い値がさのファストリテやソフバンGの株価や、新興市場のマザーズ指数の状況は依然として思わしくないので、それらにも変化が出てくるかが注目されます。
スケジュール面では、
国内では、10日に7月景気ウォッチャー調査。11日に7月工作機械受注(速報値)が発表されます。
海外では、9日に中国7月消費者物価、中国7月生産者物価。10日に独8月ZEW景況感指数。11日に米7月消費者物価。12日に米7月生産者物価が予定されています。
*ご注意*
・本サイトにおける情報はあくまで投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性、信頼性等については一切保証されません。
・掲載されている情報は、投資の勧誘を目的とするものではありません。
・これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、投稿者及び情報提供者は一切の責任は負いませんので、投資に関する全ての決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。