11日の日経平均株価は大幅続落して、2万6401円(前週末比714円安)引けとなりました。
先週末の7日の米国株式が下落し、東京市場が休場だった10日も値を下げた流れを受けて売り優勢の展開となりました。時間外で米株価指数先物が値を下げ、台湾、韓国、香港などのアジア株安も重しとなり、下げ幅は一時750円近くまで達しました。1週間ぶりに心理的なフシ目となる2万6500円を割り込んで、下値への警戒が広がる状況となっています。
明日の東京株式市場は、神経質な展開が予想されます。
米国株式にらみの展開には変わりはないですが、12日に9月開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録、13日に米9月CPI(消費者物価指数)、14日に米9月小売売上高、米10月ミシガン大学消費者マインド指数など注目イベントを控えています。米金融引き締めによる景気後退懸念が根強いなか、結果次第で指数が揺れる可能性があり、動きづらい状況です。また、週末からは米金融機関を皮切りに企業決算が増えてきますが、業績見通しの下方修正が広がるとの懸念も指摘されており、先行きの心理的な重しとなることも想定されます。
明日の注目銘柄は
ダイセキ(9793)
発行済み株式数(自社株を除く)の0.40%にあたる20万株(金額で8億5500万円)を上限に、10月12日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施するとの発表がありました。
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