東証はGWの連休による取引休場となっています。
来週の連休明けの相場はどのようになるのか、期待や不安が入り混じっていますが、休み中のアメリカ株や為替、新型コロナウイルスの状況にも左右されそうです。
欧米の各指数発表も多く控えている状況なので、内容による動きもありますが楽観的な予想が多いような気がします。
注目している銘柄ですが、
ANAホールディングス(9202)
30日に、2022年3月期の連結純損益が35億円の黒字になる見通しと発表がありました。
新型コロナウイルスの感染状況は未だ不透明ですが、ワクチン接種が広がることで旅客需要の回復が見込まれ、国際貨物収入やコスト削減も寄与しての数字となっているようです。
また、前期はコロナウイルス感染拡大による影響で旅客需要が急減、事業構造改革費用もかさみ、過去最悪の4046億円の最終赤字。
今期の売上高は前期比89.4%増の1兆3800億円、営業利益は280億円の黒字(前期は4647億円の赤字)を見込んでいるとのことです。
今期のコスト削減は固定費を中心に20年3月期比で3000億円を計画しており、保有機材減少に伴う整備費、人件費の削減などを進めているようです。前期も計画を320億円上振れさせての削減を実現しています。
今後は、国内外でワクチン接種が進むことが予想され、年内には主要各国による出入国規制の緩和がされると思われます。
また、海運業界でコンテナが不足し、航空貨物の供給不足も続く中、半導体や電子機器、自動車関連、医療品などの商材が堅調に推移することも予想され、国際貨物収入の増加が見込まれます。
こういった予想のもと今後の株価上昇の可能性があり、仕込み時と考えています。
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