18日の日経平均株価は反落し2万9025円(前週末比43円安)引けとなりました。
先週末の米国株が高値をつけていたこともあり小高く寄り付いた後は、前週末の大幅続伸の反動でいったん下げに転じたようです。その後は上げ下げを繰り返し後場では2万9000円付近での攻防の様相となりました。2万9000円を割れると押し目買が入っているようでしたが、上値も抑えられており、戻り売りへの警戒感はまだ根強いようです。
また、前週末にかけての急ピッチな出直り相場は短期マネー主導とみられており、揺り戻しへの不安を指摘する声もあるようです。
明日の東京株式市場は、上値の重い展開かとなりそうです。
今週は米主要企業の決算発表が徐々にされていきますが、国内主要企業の決算本格化は10月最終週の後半からとなっており、結果を見極めるまで積極的な買いは期待しにくい日程となっています。
新型コロナウイルスの新規感染者数の減少傾向とともに経済活動の正常化による業績回復が期待されていますが、原油高や円安による輸入物価の高騰が企業収益を圧迫するとの懸念も気になるところです。
明日の注目銘柄は
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2月期の連結営業利益予想を40億円から48億円(前期比2.1倍)に引き上げました。また年間配当予想は4円から8円(前期2円)に増配するとの発表がありました。
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