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【明日の超勘株ニュース】不安定な相場は続きそう。金融株以外の強い動きに期待

7日の日経平均は大幅に続伸して、終値は697円高の3万9332円で引けとなりました。

週末は米国市場では強い9月雇用統計を好感してダウ平均が史上最高値を更新、長期金利が上昇して、ドル円は円安に振れました。これらの動きを受けて、寄り付きから大きく上昇して3万9500円台まで一気に水準を切り上げました。買い一巡後は3万9300円~3万9400円辺りでのもみ合いが暫く続いて、終盤にかけては一時上げ幅を900円超に拡大しましたが、引け間際には失速して700円近い上昇ながらも大引け後場の安値となりました。

 

明日の東京株式市場は、不安定な値動きとなりそう。金融株以外の強い動きに期待。

節目の3万9000円台を難なく上回りましたが、物色を見るとやや先行きに対する不安も出ています。米国の長期金利が上昇したため金融株は動きが良かったですが、円安の恩恵が期待された自動車株はやや物足りない動きでした。半導体株もまちまちで期待した動きではなかったようです。防衛関連でも三菱重工がかろうじてプラスを確保した程度でした。9月雇用統計を受けて米国の長期金利は大きく上昇しましたが、ここからさらに金利の上昇となった場合には、利下げ不要論が出てきそうです。

米国株高や円安を受けて、半導体株や自動車株が大きく上昇、金融株も米金利上昇を支えに買われることで全面高になる、といった流れであれば理想的でしたが、金融株のみ良い動きをしています。米国の長期金利が低下して金融株が下げた際に、日本株はネガティブな反応が大きくなってしまう可能性があります。また、米金利が低下すれば円安にも一服感が出てきやすいです。金融株以外で日本株のけん引役が出てこないと、目先は指数の値動きがかなり不安定となる展開が予想されます。

 

明日の注目銘柄は、

トーセイ(8923)

今期最終を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額。

 

 

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