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【明日の超勘株ニュース】FOMC結果や為替に左右されつつ、強い動きが継続しそうです。

火曜19日の日経平均は続伸して、終値は263円高の4万3円で引けとなりました。

米国株の上昇は好感できず、前日の反動で寄り付きは3桁の下落して、前場ではマイナス圏で方向感に欠ける動きが続きました。3万9500円を割り込んだところでは切り返して、前引けでは3万9500円を上回りました。後場に入って日銀が金融政策の結果を公表して、内容自体は事前の観測報道で織り込みが進んでいましたが、結果発表直後はプラス圏とマイナス圏を行き来しました。その後に前場同様3万9500円より下では買いが入ったことでプラス圏が定着して上げ幅を3桁に広げ、3万9900円近辺でのもみ合いが長く続きましたが引けにかけてもうひと伸びがあり高値引けとなり終値で4万円を上回りました。

日銀は大きな政策の転換を決定しましたが、事前の織り込みが十分進んでいたことから市場は無難に結果を消化しました。プラスで終えたことに強いが感じられますが、引けにかけては節目の4万円を超えてきたことも今後に期待が持てます。
日銀が大規模緩和政策を止めることは、決定自体はポジティブに受け止められたようです。マイナス金利解除だけでなく、YCC撤廃やETFの買い入れ終了など、どこかでは実施した方が良いとみられていたことを一気に行うとの決定となりました。情報が事前にほぼ流れていたことに、日銀に対してやや不信感もありつつ、メディアの扱いに長けているとの考え方もあり、海外投資家は評価している印象です。

明日の東京株式市場は、米市場に左右されますが強い動きが継続しそうです。

休場明けの21日はFOMCの結果を消化して開始となります。FOMCに関しては政策金利の据え置きが確実とみられており、その点での波乱要素は少ないと思われます。先の利下げ時期が後ずれするとの見方が強まった場合には長期金利が上昇して米国株安につながる懸念があり、FRBメンバーのFF金利見通し(ドットプロット)、声明文、パウエル議長の会見のトーンなどから推測しての動きに注意が必要です。
日本株では、米長期金利が上昇しない方が好ましいですが、大幅な上昇とならなければネガティブな反応は限定的となりそうです。米金利が上昇すればバリュー株が選好されやすく、円安に振れる可能性が高い。利下げへの期待が高まって米金利が低下すれば、半導体株を中心にグロース株に買いが入ると見込まれます。今週は前半が非常に良い形で終えただけに、休場明けに一段高となることに期待したいです。

 

 

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