16日の日経平均は反落して、終値は282円安の3万5619円で引けとなりました。
米国が休場で材料難の中で寄り付きは一桁の上昇となりましたが、節目の3万6000円には届かず、早々に下げに転じました。弱い動きが出てきたことで序盤では下を試しに行きましたが、300円超下げて3万5500円台に突入したところでは売り圧力が和らぎました。一方で値を戻してくると改めての売りが出てきたことから、後場は低い状態が続いて安値圏で終了しました。
日経平均はの連騰は6で止まりましたが、月曜の324円高が意外高のようでもあっただけに、そこから上値は追えない状況ではありました。それでも前場につけた安値の3万5587円を後場は下回ることなく推移して、下落する中でも押し目買い意欲の強さは垣間見えたようです。
明日の東京株式市場は、底堅いながらも上値の重い展開が予想されます。
続伸した反動が強めに出てくるのか否かを探る意味で、目先は5日線の3万5300円付近がサポートとして機能するかが注目されます。あっさり割り込んだ場合には、それを理由に仕掛け的な売りが出てくる展開も想定されます。一方で、これより上をキープし続ければ、上昇に乗り遅れた投資家からの資金が流入しやすくなります。明日の引け後には2023年12月の訪日外客数の発表が予定される予定であり、インバウンド関連に指標結果を期待した先回りの買いが入るかにも注目したいです。
明日の注目銘柄は
ヤマエグループホールディングス(7130)
国内外で400万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限60万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は1月24日から29日までのいずれかの日に決定。
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