15日の日経平均は大幅に続伸して、終値は324円高の3万5901円で引けとなりました。
先週末の米国では3指数がまちまちであったため、序盤では上昇スタートから下げに転じる場面もありましたが、マイナス圏で推移する時間は短く、下値の堅さを確認すると上げ幅を広げる展開となりました。幅広い業種に買いが入って、前場のうちに3万5800円台まで水準を切り上げて、後場に入って3万6000円台に到達しました。3万6000円を上回ったのは一瞬でしたが、その後は大きな失速もなく3万5900円近辺でのもみ合いが続き、高値圏で終了となりました。
明日の東京株式市場は、売りが先行する展開が予想されます。
米国は休場のため、明日は材料難となりそうで、今日3万6000円に一時達したことで到達感からの売りが出てくる可能性が高いです。ただ、今日の上昇分が消失したとしても、短期的な過熱感を削いだ程度となり、下値が堅ければ場中に強い買いが入る展開も期待できます。今週も週明けから大きな貯金を作り、売り方には分が悪い状況が続いているため、明日に大きく下げることがなければ、3万6000円も通過点となる可能性が高いと思われます。
明日の注目銘柄は
物語コーポレーション（3097）
12月既存店売上高は前年同月比11.3％増と増収基調が続いた。
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