20日の日経平均株価は続落して、2万5771円(前週末比191円安)引けとなりました。
前週の株安が急速に進んだ反動から自律反発狙いの買いが先行して193円高と高く寄り付きましたが、世界景気悪化への警戒感から次第に軟化して下げに転じました。先物売りを交えて一段安となり、下げ幅は一時440円を超えました。一巡後は、買い戻しに下げ渋りましたが、戻りは限定されました。バリュエーション(投資尺度)面から売られ過ぎとなっており、5月安値の2万5688円を明確に下抜ければ、3月安値の2万4681円が意識されそうです。
明日の東京株式市場は、手控えムードが強くなりそうです。
20日の米国市場は、ジューンティーンス独立記念日の振替休日で休場となり、手掛かり材料に乏しいです。
米欧中銀の金融引き締めによる世界景気の減速懸念が強くなっているなか、21日には米5月中古住宅販売件数の発表や、バーキン米リッチモンド連銀総裁の講演などを控えて、マーケットへの影響も注視が必要です。
明日の注目銘柄は
ブロンコビリー(3091)
調味料や惣菜を製造する松屋栄食品本舗の全株式を取得し子会社化するとの発表がありました。
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