2日の日経平均株価は、前日比17円６６銭安の2万7498円87銭と反落して取引を終えました。手掛かり材料難で動意に乏しく、後場は前日終値を挟んだもみ合いで方向感に欠ける展開となりました。
東京証券取引所が引け後に発表した、2月第4週投資部門別売買動向（現物株）によると、金額ベースで海外投資家は2263億円の売り越しで、3週ぶりに売り越しとなりました。一方、個人投資家は887億円の買い越しで、3週ぶりの買い越しとなりました。
明日の東京株式市場は、手掛かり材料難から動意に乏しい展開が続きそうです。
米国市場では、米10年物国債の利回りが一時4.0％まで上昇するなど、米国金利の着地点が不透明となっています。先行き不透明感から手控えムードが続く可能性もあり、日本株も上値が重い動きとなりそうです。全体相場がこう着商状となる中、個別には軽快な値動きをみせる銘柄もあり、個別株物色が続きそうです。
明日の注目銘柄は
明治ホールディングス（2269）
発行済み株式数の1.10％にあたる328万株の自社株を消却する。消却予定日は4月3日。
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