【スポンサーリンク】

【明日の超勘株ニュース】米金利上昇や米株下落で神経質な週明けとなりそうです。日銀会合や米2月雇用統計の発表もあり難しい週です。

先週末24日の日経平均は3日ぶり大幅反発して、349円高の2万7453円で引けとなりました。

小高く始まった後すぐに上げ幅を3桁に拡大して、上げ幅を300円超に広げて節目の2万7500円に接近したところでは上値が抑えられ伸び悩みました。ただ、大きな失速もなく後場に入ると2万7400円近辺でのもみ合いに終始し、引け間際に強含み高値圏で取引を終えました。

東京市場が休場の間の米国市場ではナスダックの動きが良く、決算が好感されたエヌビディアが急騰しました。これを受けて東京エレクトロンアドバンテストなど国内半導体株が強く買われたことから、全体でも買いに勢いがついたようです。

衆議院における日銀新総裁候補の所信聴取においては、植田和男氏が現行の日銀の金融政策について「適切」との認識を示したことも安心材料となりました。


今週の東京株式市場は、神経質な展開が予想されます。3月相場に突入しますが、翌週に日銀会合(3/9~3/10)や米2月雇用統計(3/10)の発表があるため手掛けづらさが意識されそうです。

月末月初で日米とも経済指標の発表が多いですが、米国では2月に入って強めの指標が多く出ており、市場予想を上回るものが多くなると米金利の上昇や米国株の下落を呼び込む可能性があります。国内は、次回の日銀会合が黒田総裁の下で最後となるため、これを見極めるまでは動きづらいです。日経平均はこれまで同様に2万7500円を超えてくると上値が重くなるとみる一方で、同水準を大きく下回るようであれば、押し目買いは入ると考えられます。

 

来週の予定では、
国内では、参議院日銀総裁候補者に対する所信聴取(2/27)、1月商業動態統計、1月鉱工業生産指数、1月住宅着工統計、2年国債入札、参議院で日銀副総裁候補者に対する所信聴取(2/28)、2月新車販売台数、2月軽自動車販売台数(3/1)、10-12月期法人企業統計、2月マネタリーベース(3/2)、2月都区部消費者物価指数、1月失業率、1月有効求人倍率(3/3)などがあります。

海外では、米1月耐久財受注、米1月NAR仮契約住宅販売指数、世界最大級のモバイル展示会「モバイル・ワールド・コングレス2023」(スペイン・バルセロナ、~3/2)(2/27)、米12月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、米2月消費者信頼感指数(2/28)、中国2月製造業PMI、中国2月財新製造業PMI、米2月ISM製造業景気指数(3/1)、米2月ISM非製造業指数(3/3)などがあります。

 

 

*ご注意*

・本サイトにおける情報はあくまで投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性、信頼性等については一切保証されません。

・掲載されている情報は、投資の勧誘を目的とするものではありません。

・これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、投稿者及び情報提供者は一切の責任は負いませんので、投資に関する全ての決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。