8日の日経平均株価は、前日比111円97銭安の2万7574円43銭と続落して取引を終えました。
売り一巡後は、手がかり材料に乏しいなか様子見姿勢が強まりましたが、取引終了間際には下げ幅を縮小する場面もみられました。
取引終了後、東京証券取引所が発表した11月第5週投資主体別売買動向（現物株、金額ベース）によると、海外投資家は101億円の売り越しで、2週ぶりの売り越しとなりました。個人投資家は5245億円の買い越しで、6週ぶりに買い越しとなりました。
明日の東京株式市場は、もみ合い商状が続きそうです。
米国株式の値動きが不安定となるなか、週末要因もあり手控えムードもあり、動意に乏しくなりそうです。中国・上海市場をはじめとしたアジア市場の動向にも影響を受けることが想定されます。またＦＯＭＣ（米連邦公開市場委員会）を控えており、様子見姿勢が強まることが見込まれ、12月限株価指数先物・オプションのＳＱ（特別清算指数）値の算出に関しても、市場の推定値が意識される場面もありそうです。
明日の注目銘柄は
スバル興業（9632）
今期経常を一転7％増益に上方修正・最高益、配当も120円増額。
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