4日の日経平均株価は大幅続伸して、2万6992円(前日比776円高)引けとなりました。
長期金利の低下となった米国株式が3急反発して、その後の時間外取引の米株価指数先物が一段高となったことも支援となり、心理的なフシ目となる2万7000円目前となりました。
明日の東京株式市場で、主要株価指数はもみ合い商状か。
米長期金利・米国株次第で2万7000円台回復が期待される状況となっています。ただ、2万7000円台前半の水準からは戻り売りが出やすいとみられており、ここから上では売買が交錯する可能性が考えられます。
テクニカル上では、26週線、200日線、75日線、25日線など上値抵抗線がズラリと並でおり、次なる「マド」(2万7297円-2万7197円)も控えており、上昇の勢いが続くかどうかが注目されます。
週末の米9月雇用統計、来週の米CPI(消費者物価指数)、来月のFOMC(米連邦公開市場委員会)というスケジュールを控えており、結果次第で揺れる可能性があるため、戻りを試す展開にはなりにくい状況ではあります。
明日の注目銘柄は
リコー(7752)
発行済み株式数の4.4%にあたる2794万6200株の自社株を消却するとの発表。消却予定日は10月31日。
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