先週末(14日)の動向【米ナスダック急落で4桁安も、前場安値で踏みとどまり健闘】
日経平均株価は前日比905円安の5万376円と3日ぶりに大幅反落しました。米国株の大幅安を受けて大型ハイテク株が売られ一時4桁安となりましたが、終値では5万円台を維持して、週間でプラスを達成する健闘を見せました。
開始早々に4桁安
米国株の大幅安を受けて寄り付きから500円超の下落。ナスダックの下げの度合いが大きかったことから大型ハイテク株が弱く、開始早々には下げ幅を4桁に広げました。
5万200円台で売り一巡
5万200円台で売りは一巡して安値は早い時間につけました。一時5万円割れが懸念されましたが、この水準での下げ止まりとなりました。
いったん戻すも再び下落
いったん戻して売り直された後はじり安基調が続きました。全面安とはならず、内需の一角には買いが入りました。ただ主力銘柄の多くが値幅を伴った下げとなる中、後場にも下げ幅を4桁に広げる場面があり、安値圏で取引を終えました。
1000円安回避は健闘
大型グロース株が下げを主導して下に値幅が出ましたが、それでも終値で1000円以上の下落にならなかったことは健闘したと言えそうです。
週間でプラス達成
序盤で4桁安となった後にいったん切り返したものの、再び下を試しにいきました。そのまま終盤に下げが加速して5万円を割り込むような動きとなっても不思議はなかったですが、前場の安値近辺で踏みとどまって、週間ではプラスを達成しました。
チャート形状は維持
チャートの形状は崩れておらず、25日線(4万9836円)より上をキープできるかが目先の焦点となりそうです。
物色の変化
大型グロース株はしばらく弱材料に敏感になりそうで、バリュー株やディフェンシブ株などが選好されやすくなると思われます。
今週(11月17日週)の見通し【エヌビディア決算が全てを決める、グロースvsバリューの分岐点】
基本シナリオ:しっかりとした展開
国内は決算発表がほぼ一巡して、個別の材料が一気に少なくなります。米国で19日に発表予定のエヌビディアの決算が世界的に注目を集めます。日米ともグロース株が足元で調整しているだけに、エヌビディアの決算反応が良ければ素直に買いが入ると思われます。
エヌビディア決算の重要性
決算発表:11月19日(火)
- 世界的に注目度MAX
- AI関連株の方向性を決定
- 日米グロース株の命運握る
- 半導体セクター全体に波及
好決算シナリオ
失望シナリオ
- グロース株は見切り売りに押される
- しかしグロース株を見切って他銘柄への資金シフト加速
- バリュー株、ディフェンシブ株への資金流入
重要な結論
グロースかバリューかで気を揉む場面は増えると思われますが、日本株から資金が逃げず、週を通して底堅く推移すると予想されます。
来週の注目ポイント
- エヌビディア決算(19日)
- 25日線49836円維持の可否
- グロースvsバリューの分岐点
- 国内材料難への対応
- 5万円台定着の持続性
- 内需株・バリュー株の強さ
ポジティブ要因
- 週間でプラス達成
- 5万円を終値で維持
- 1000円安回避の健闘
- 25日線49836円より上をキープ
- チャート形状は崩れず
- 内需株に買い入る
- エヌビディア好決算なら大幅高
- 失望でもバリュー株シフトで下支え
リスク要因
- エヌビディア決算失望リスク
- 大型グロース株の弱材料敏感化
- 25日線割れで調整加速
- 国内材料難
- 米ナスダック不安定
- グロース株見切り売り圧力
物色の変化
大型グロース依存から脱却し、バリュー株やディフェンシブ株への資金シフトが進む可能性が高い。これは市場の健全化につながる動きと思われます。
- 現在値:5万376円
- 25日線:4万9836円(重要サポート)
- 心理的節目(維持):5万円
- 上値抵抗:5万1000円
- 下値余地:約540円で25日線
投資戦略
エヌビディア決算待ち:19日まで様子見も選択肢
25日線注視:4万9836円割れなら調整深まる
バリュー株重視:グロース調整時の受け皿
内需株・ディフェンシブ:安定運用志向
分散投資:グロース一辺倒からの脱却
予想レンジ:4万9500円~5万1500円
今週の予定
国内では、7-9月期GDP速報値、10年物価連動国債入札(11/17)、10月訪日外客数(11/18)、10月貿易統計、9月機械受注、20年国債入札(11/19)、10月首都圏新規マンション販売(11/20)、10月全国消費者物価指数(CPI)(11/21)などがあります。
海外では、米11月ニューヨーク連銀製造業景気指数(11/17)、米10月輸出物価指数、米10月輸入物価指数、米10月鉱工業生産指数、米10月設備稼働率、米11月NAHB住宅市場指数、米9月対米証券投資(11/18)、米10月住宅着工件数、米10月建設許可件数、FOMC議事要旨(10/28、29開催分)、米20年国債入札(11/19)、米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米10月中古住宅販売件数(11/20)、米11月製造業購買担当者景気指数(11/21)などがあります。
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